烏は主を選ばない 第6話
烏は主を選ばない 第6話 内容:八咫烏(やたがらす)の一族が住まう異世界・山内。美貌の若宮に仕えることになった少年・雪哉が、日嗣の御子の座をめぐる陰謀に巻き込まれていく和風大河ファンタジー。 長束(なつか)の側近・敦房(あつふさ)が、若宮のもとを訪ねてきた。「路近(ろこん)を筆頭とする過激な宮烏から長束を守ってほしい」と懇願する敦房に、若宮はある依頼をする。桜花宮(おうかぐう)では、内親王・藤波の勧めで、東家の姫・あせびが琴を演奏することになった。その腕前に、あせびを田舎者と侮っていた女たちは圧倒される。琴の模様に目を付けた北家の女房・茶の花は、薄ら笑いを浮かべながらあせびに近づく。